東京都小平市にある東京都薬用植物園に行って来ました。
西武拝島線東大和市駅から徒歩1分くらいの近い距離にあって、比較的行きやすい場所にあります。
皆さんはケシという植物をご存知でしょうか。あんぱんの上にのっているケシの実などで知っている人もいるかも知れません。
そんなケシですが、育ててはいけないケシがあります。育ててはいけないケシには、成分にモルヒネというアルカロイドの一種などが含まれており、あへん法で栽培が禁止されています。
東京薬用植物園では育ててはいけないケシの栽培をしている数少ない場所の一つで、柵に覆われて厳重な栽培をされていました。育ててはいけないケシや大麻なども観察して来ましたが、写真の掲載は控えさせていただきます。
また、育ててはいけないケシにはいくつか特徴があるので紹介します。
育ててはいけないケシの特徴
①葉が茎を巻き込んでいる。
②茎に毛がない、ツルツルしている。
③葉の切れこみが比較的浅い。
左の写真の画像はモンツキヒナゲシというケシ科の植物で、このケシは育てても良いケシの一つです。先ほど紹介したケシと違って、茎に毛が生えており、葉の切れこみもかなり深いのがわかります。
東京都薬用植物園には、その他にもたくさんの植物が育てられています。入園料は無料ですので、植物に興味のある方や自然を感じたい方はぜひ植物園へ行ってみてはどうでしょうか。